秋いわな
九月下旬、南アルプスの沢へ
釣りに行ってきました。
この時期の「沢泊り」は久し振り。
夜冷え込むかな?
メンバーは5名。
のんびり歩いて釣り場を目指します。
時にへつり、流れを渡り、
休みをとりつつ歩いていたら・・・ついた。
沢奥にしては、開けたテン場に到着。
早速テントを設営したら、竿を持って釣りー。
見たら、Iさん、
すぐに竿をしならせ魚を踊らせてる。
これは幸先いいね!
私は、毛鉤に、魚は食いつくんだけど、
合わせると、口から「スポッ!」と抜ける。
スポッ!スポッ!スポスポッ!と釣り上がり、
大~分経ってからスレ掛かりで一匹。
その後、何とか一匹追加( ̄∇ ̄;)
釣った魚が、晩御飯の具になるのですが。
もう、調達を頑張るのはやめて
「皆さんの釣果をアテにする作戦」
に変更しました。
そういう訳で、早々にテン場へ戻るとアレッ!?
「皆さんの釣果ホニャララ作戦」期待の星、
Iさんが、焚き火の火を起こして、
服を乾かしてる?
聞けば、釣りに集中していたら、
皆の気配がなくなり、
「皆は先に行ったのか、まだ下流にいるのか?」
「先に行っていいか、待つべきか?」
分からなくなってテン場に戻ったみたい。
でも、釣果を聞いたら「私の遙か上」の、
お見事釣果。
これで、美味しい晩御飯にありつける。
ありがとうございます~。
そのうちに、他の皆さんも戻ってきたので、
宴会の準備ですよ。
「お中元」と思しき 桐の箱を持ってきた人がいる。なんだろ?(素麺)
日が落ちた頃、焚き火を囲んで乾杯!
皆さんが楽しみにしていた、
源流イワナのちらし寿司。
見上げると、薄靄の向こうに星がある。
温まる物も戴きつつ、秋の夜を楽しみました。
夜は、各テントで寝たのですが。
夜中、あまりの寒さに、
眠れなかった人も居たようです。
翌朝は、Fさんの美味しいコーヒーでおめざ。
3名は、時間を惜しみ、食事もとらず、
アタフタと釣りに向かいましたよ。
岩魚「穫らんティーヤ」な私は、
Oさんの岩魚トルティーヤで朝食。
このトルティーヤが美味いんだ。
日が射してきたら、私も少しだけ釣り。
岩の下から、美味しい清水が染み出る所で竿納め。
テン場へ戻りました。
皆さん、大物も交えて満足な釣りが出来たようです。
釣った魚を見せてもらい、釣った様子も聞かせていただき盛り上がりました(^o^)!
お昼に、岩魚の炊込みご飯などを食べて荷物を軽くしたら、今年最後のテン場を後にしました。
木々の葉は色づき始め、冷たい風がビュウっと吹き抜けていく。
秋の渓流からは、無常と哀愁を感じるね。
それも、またいい。
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