九州の温泉1

egi-bin

2010年08月30日 05:54


子どもの用事で九州へ。

用事を1つ済ませたら、そのまま湯布院へ。


由布岳を越えると、遠く伽藍岳山腹に火口が見えてきた。
そこが、全国屈指の超強酸性の温泉「塚原温泉 火口の泉」です。
温泉施設のすぐ裏から、火口の噴煙が上がっています。


湯は緑色、先客に勧められて湯口で汲んだ湯を冷ましたものを飲んでみた。
グレープフルーツの果汁の様な味が金属臭くなっていき、とても複雑な味だ。
まろやかな見た目に反し、無茶苦茶濃厚な湯です。


入湯日は売り切れ、改めて翌朝買いに行った塚原温泉の「温泉卵」です。
殻を割ると身の色は茶色く、一回り縮んでいる。
温泉臭が強く、味はアルミホイールのような?渋みと、燻製卵の様な美味しさ。
温泉の成分が、よく沁み込んでる感じ。

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塚原温泉を後にしたら、別府明礬温泉付近の山中へ。


別府の町を見下ろす場所を過ぎると、あまりの道の荒れように辟易する。


車止めゲート前に着くと、そこから更にゲート奥へと歩いていく。
途中、地図が掲示してあった・・・・けど、見ても分からない
ガラガラの山肌や沢の中を歩いていくと、噴煙が上がっているのが見えた。
そこが、鍋山の湯(黒湯)でした。


黒湯から更に山を上がっていくと、噴煙上がるくぼみには黄色く成分が固着し、
地熱でサウナ状態のくぼみなどが現れ、泥湯が湧き出している沢形を登って行くと、
泥湯の湯船が現れた。


山の中にポツリと湯船、他に何にもありません。
湯船に浸かると、底から泥湯が沸いています。


見下ろせば別府の夜景、なだらかな山の上には月。
山中にひっそりと湧く、静かな野湯でした。



  

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