アルプスの餌木ビン乏(渓流エギング編)

egi-bin

2011年09月19日 02:52


餌木で イワナを釣る話♪


100均テンカラ
を終えた私は、そのまま渓流エギングに 挑戦する事にしました。



システムは、テンカラタックルを用いて、毛鉤に替えて、
小さな餌木を使おうというもの。


竿はダイワ社の4.4m、ラインはブレイデットライン、リーダーは矢引き、
そして、釣り友「おおはしさん」による、テンカラ用 ハンドメイド餌木 『紅影丸』




話の発端は、2003年の釣行時だから、もう8年前の事になります。


おおはしさんは、私の 「エギングで 岩魚を釣ってみたい!」という一言を憶えていてくださり、



何年か後のある夜、焼津でのエギングを終え、車に戻るとミラーに袋がブラ下がっていた。


袋の中を見ると、渓流餌木『紅影丸』の一作目でした。


感激~♪
でも、この一作目は、本番前に近場の沢で使ってみたところ、
淵の中で 「何か」に引っかかって ロストしちゃいました。


正直におおはしさんに話したところ、翌年、今回成果を出した 『紅影丸』を作ってくださいました。

この餌木は、カンナもMISAKI製06のステン松葉で、作りから全て完全なエギ仕様。


フォールの姿勢の、左右バランスも取ってあり、流れがあっても安定する様に、
一作目よりもナマリを重くしてもらったと思います。


実際に沢で使うと、姿勢を保ったまま流れます。


淵では、ラインテンションがかかっても、水平に近い姿勢で沈んでいきます。


しかし、3年前と4年前に使った時、重大な事実が判明。


魚が食いついても、フッキングしないのでした。



そこで、針を変更したものを作っていただきました。



三作目ですが・・・何と!


一作目と同様に、日の目 を見る前に ロストしてしまいました。orz


という過程を経て、今回の釣りとあいなりました。


 
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手元にある、唯一の渓流餌木「二作目」を流しながら遡行すると、大きな淵が現れました。



「ここは出そうだ。」


と思い、淵尻就餌点の、やや上から流すと「ガボッ!」と出た!


「尺どころじゃない!」と思い、送ってガツン と合わせるも フッキングせず。


再び流すと、再び出たけど乗らず。


三度流して、今度は手ごたえあり!


と思ったら、水面で外れました。


 
今度は、同じ淵の別ポイントに打つ。


意識して、強合わせ& ヒット後のラインに 強目のテンションをかけ続ける。


合わせた瞬間、空中に跳ね上がってバレた岩魚、
寄せる途中、水面で暴れてバレた岩魚 の後、 待望の 一匹をキャッチしました。




きれいなヤマトイワナです。


陸に上げたあと、写真を撮ろうと思ったら 餌木が外れました。


この 二本カンナだと、なかなか口に刺さらないのかもしれないけど、
この一匹は、ラインにテンションをかけたまま寄せて、キャッチする事ができました。


その後、同じ淵で 岩魚は出るのですが、合わせた直後に空中バラシ。


 


(画像に岩魚が写っています)


寄せる途中でのバラシ が続きます。
この淵で、唯一キャッチした岩魚は一匹でした。


でも、本邦初?


餌木で 岩魚を釣る事が出来てよかったです。


 
餌木から、いつもの毛鉤に付け替えて、沢を釣り上がります。 


まだまだ、釣り場は続きます。


 


 
オオシオさん、毎回、渓流エギングに お付き合いいただき、ありがとうございました。


おおはしさん、素晴らしいテンカラ用 餌木を作ってくださりありがとうございました。




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